収入について

最終更新日:2014/10/1


医療従事者の中でも、看護師よりも特に医師は、高額な年収があると見込まれています。それは、やはり責任の大きな仕事で、命を預かっているという重さから見れば妥当なものかもしれません。また医師不足により非常に過酷な勤務体制をとっていたりする病院も中にはありますから、それなりの報酬がなければ医師としての責務を果たしていくモチベーションがあがらなくなってしまうということもあるのでしょう。
平成20年における医師の平均年収は、1160万円前後となっています。これは月収にすると約89万円です。なお、この調査を行なったときの医師の平均年齢は、41歳でした。41歳で月収89万円、年収1160万円というのは、やはり金額だけ見れば大きな数字です。もちろん、医師の年収は常にあがり続けているわけではありません。平成16年から17年にかけて、医師の年収はいったん減少しました。現在は、その減少したときから持ち直した時期に当たるのですが、以前の水準にまでは回復していないというのが現状です。そして、この1160万円という数字はあくまでも平均年収ですから、この年収よりも多い医師もいれば、少ない医師もいます。この年収の差は、臨床研修を終えた医師がどのような就職先へ進むかによって変わります。以前は、研修医と呼ばれる臨床研修の期間を終えた医師は、そのまま大学病院の医局に籍を置き、そこから地方や関連病院へ派遣に出されるというのが多いパターンでした。しかし現在、医局が人事をつかさどっている時代は終わったため、医師が自分の意思で就職先を決定できるようになって来ています。もし以前と同じように、現在も、大学病院の医局に籍を置くことに決めたとしたら、医師の平均年収は20代から30代前半の医師で、平均300万円から600万円となります。大きな幅がありますが、これは医師には様々な働き方があるので、それによる差と考えられます。単純に医局だけで勤務をしていたら、300万円程度の年収となることでしょう。もし勤務先が大学病院で、そのまま講師や准教授、教授と地位が進んでいけば、それに伴って収入もアップしていきます。例えば、講師なら年収は700万円台、准教授は800万円台、教授は1,000万円といわれています。一方、臨床研修後に一般的な市内の病院に勤務したとします。すると、平均年収はおよそ600万円から800万円となります。これは、大学の医局に籍を残したときの倍程度の金額となり、金銭状況は市内の病院の方が、はるかによいということがうかがえます。そしてそれが5年後、10年後には1,000万円台になるといわれ、その後副院長や院長というように役職がついたり上がったりしていけば、それに伴って年収もアップしていきます。そして、数年市内の病院に勤務した後、自分で開業したときには、さらなる年収アップも夢ではありません。うまく軌道に乗れば、開業医の年収は2,000万円も夢ではないといわれています。ただし開業医となったら、まず開業の際に初期費用が高額にかかっていますし、維持費も毎月かかります。例えばレントゲンなどの設備投資をしたとしたら、その回収のためには年収2,000万円でも妥当といえないかもしれません。ですから、開業医の実際の年収は、表示されている年収の約半分とも言われています。
一方、医師と同じ医療従事者でありながら、医師ほどの高額な収入はない職業が看護師です。看護師の、平成20年の平均年収は、475万円でした。これは月収にすると32万円となります。またこの調査は、看護師の平均年齢は36歳となっています。36歳で平均月収が32万円というのは、医師の年収と比較するとまったく低い数字ですが、OLなどと比較してみて見ると、やはり割合高いほうに入るといえます。看護師は、夜勤や深夜勤といったこともあるシフト制の職業ですから、不規則な生活リズムですし、一日中立ちっぱなしのときもあるというくらいですから、身体的にはかなりきつい仕事です。また医療ミスをすればもちろん、医療ミスでなくても何かしらで医療訴訟を起こされるようなこともたくさんあるようです。ですから、このような精神的なストレスやリスク、身体的な疲労度から考えれば、看護師の平均年齢は高いとはいえないでしょう。ただし、准看護師ともなると、もう少し年収が変わります。月収にして10,000円から20,000円の差があり、准看護士の方が安い金額となっています。職務内容は看護師とまったく変わりがありませんので、それなりの責任もあります。しかし准看護士の方が安い年収で重い責任を負いながら仕事をしなくてはならなくなっています。

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最終更新日:2015/1/8